別荘を持つということ

別荘はお金持ちのもの

そうです。別荘こそステイタスシンボル!本軽(軽井沢の旧来からある別荘地区のこと)に別荘を持つことは最高のステイタス!いつから田舎暮らし情報館はお金持ちの味方になったのか、庶民とは無縁になったのかと抗議されそうですが(笑)、別荘がお金持ちのものであることは一つの事実です。

広い敷地と豪華な建築。家具・調度品の一つ一つが吟味された銘品。庭も手入れが行き届いて落ち葉の一枚一枚にまで自然の配剤が感じられる。贅沢の中のくつろぎ。そんな格別な別荘も含めて田舎暮らし情報館では地方物件としてご紹介していきたいと考えます。

新しいリゾートの考えかた

では、私たち庶民はどのようにしたら別荘を手に入れることができるのでしょうか。

そのためにはまず、別荘にまつわるライフスタイルをこの機会にあらためて考え直す必要があるのではないでしょうか。別荘を短期滞在型の保養所やレジャーの拠点として利用するだけでなく、長期滞在・生活のワンシーンとして考え直してしまうのです。

都市生活からの逃避ではなく、都市生活者の感性を磨き直すリセット装置として別荘をとらえ直すのです。一時的に過ごす仮の家ではなく、自分の生活時間の一部、あるいは大半を占める生活の場として見方を変えてみるのです。

ですから、自分のステイタスはお金でない他のもので作るしかありません。この場合、あなたの内なるクリエイティビティとイノベーションこそがあなた自身のステイタスとなります。自分自身の価値観を思いっきり主張していこうではありませんか。

自己主張こそがステイタス

個性で勝負、手作りで勝負。趣味やライフスタイルに合わせて自分でライフスタイルをコーディネイトしてしまいましょう。緑が好きな方はガーデニングを気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

別荘は発展して定住型へ

短期間の異空間での生活を楽しむ場としての別荘が近い将来に定住地へと発展していくことはもはや必然と言えるのかもしれません。

純粋に別荘として今のままのんきに楽しみ続けることもたしかにうらやましいのですが、将来のビジョンを持つならば柔軟であることが肝要です。

いまは夢のような話でもゆくゆくはそれが実現する日が来ることを信じて…。

ソヴィエト崩壊の時、モスクヴィッチは…

ソヴィエトが崩壊した過程で経済危機に瀕し、当時「給料が支払われない」というニュースが多く報道されていました。でも、食料が無くて混乱しているとか、食べることができないなどという報道は全くなく、市民は相変わらずでっぷりと太っている姿のままでした。

そのわけは、モスクヴィッチ(モスクワっ子)の多くは郊外に別荘を持っていてそこには家庭菜園があったのです。そもそも、国民性として安価な別荘を持つ習慣のあるモスクヴィッチは経済危機が過ぎ去った今でも週末には自分の別荘に出かけていって畑を耕すことを最大の楽しみにしており、そのため主要な幹線道路はいつも大渋滞になるほどです。

「別荘で田舎暮らし」か「田舎で別荘暮らし」か

地方の土地を探している方のうちでも特に別荘地をあまり望まない方に聞いてみると、「管理費を払うのがばからしいから」とみんな一斉に口をそろえて言います。本当にそうでしょうか。

土地や建物を管理するにはそれ相応の費用がかかります。一戸建ての住宅をお持ちの方は普通に自分で家の手入れをしていると思います。マンションにお住まいの方は管理組合に費用を支払っていると思います。

つまり、田舎や別荘では地方自治体が手に負えないことは区費や共同作業で賄ったり、別荘管理組合が費用徴収をしてそれを代行してくれます。『マンションは管理を買え』と言われるようにそれは生活していくうえでとても重要なことです。考え方によってはしっかりした管理が行われていてその費用負担があることはむしろ望ましいことであるのです。

管理が行われていない別荘地や区費を徴収されない地区にある田舎の土地では、当然ながら自分で道路の補修もしなければなりません。自分のライフスタイルと照らしあわせて選択をするべきでしょう。

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