なんとなく春めいてきたのを感じる今日この頃に、ついに家族の中から
インフルエンザ感染者がでた。
テレビのニュースではインフルエンザもだいぶ下火になってきたと言って
いたのに、やはり田舎はなにごとも流行が遅いようだ。
妊婦の私と主人、そして1歳の息子は一応予防接種を受けてはいるが、
だからといって油断はできない。
感染者の姉は病院から帰ってくるなり隔離されることになった。
(田舎は土地が安いので家も広い。感染者とまったく顔を合わさずに
一週間過ごすことも可能!!)
そういえば、インフルエンザではないのだが最近息子が風邪気味のようで、
いつも鼻がつまって苦しそうにしている。
母に相談したところ、「ねぎを焼いて首に巻いてあげれば?」と言われた。
都会ではすでに昔話になった民間療法を、田舎では今も当たり前のように
やっている。
焼いたねぎを手ぬぐいに包んでマフラーのように首に巻くのも、そのひとつ。
ねぎの香りの成分が痰や鼻水、鼻の炎症を抑えて、安眠へ導く効果がある
らしい。
畑に行けば、ねぎは腐るほどある。
(寒さのせいか、だいぶ干からびてきたが……)
ねぎの美味しいこの季節、鍋物やすき焼きで存在感を放つ機会も多いが、
風邪予防のためにも薬味として毎日食卓に加えたい。
いつものから揚げにひと手間かけて、見た目にも体にもうれしい一品の
出来上がり。
☆鶏のから揚げねぎソースがけ
<材料>4人分
・鶏もも肉…………約500g
下味
・すりおろしたにんにく……少々
・生姜の絞り汁………………少々
・しょうゆ……………………大さじ2
・酒……………………………大さじ1
ねぎソース
・ねぎ…………………………1/3本
・しょうゆ、酢、鶏ガラスープ
……………各1/4カップ
・生姜の絞り汁………………大さじ1/2
・砂糖…………………………大さじ1/2
・ごま油………………………大さじ1
・レタス……………………………適宜
・片栗粉……………………………適宜
・揚げ油……………………………適宜
<レシピ>
① 鶏肉は食べやすい大きさに切り分ける。
② バットに下味の材料を合わせて鶏肉を入れて、20分ほど漬け込む。
③ ねぎはみじん切りにする。ソースの材料を合わせて、ねぎを加えてまぜる。
④ 揚げ油を低温に熱する。鶏肉の汁けを拭き、片栗粉を全体にまぶして余分
な粉をはたき、皮目から油に入れる。中火で3~4分揚げて裏返し、2分ほど
したら強火にして、ときどき返しながら1~2分揚げる。
⑤ レタスをざく切りにして皿に盛り、油をきった揚げ鶏をのせる。その上にねぎ
ソースをたっぷりとかける。
*鶏肉は意外に火が通りにくいので、低温から入れてじっくり揚げ、最後に強火に
してカリッと仕上げる。